[東京 13日 ロイター] – 楽天の三木谷浩史会長兼社長は13日の決算会見で、携帯電話の料金プランを3月3日に発表すると明らかにした。サービス開始は4月上旬を予定する。三木谷社長は「とにかく、わかりやすい料金設定にしたい」と述べた。
会見で詳細には踏み込まず、「日本の携帯料金が高いということとともに、データ使用量も先進国の中では少ない」と指摘した。
三木谷社長は、中止が決まったモバイル機器の見本市「モバイル・ワールド・コングレス(MWC)」について、「世界の企業とかなり大きな発表をするつもりだった」と明かした。
楽天の携帯事業は、汎用サーバーに基地局の役割をさせる「完全仮想化ネットワーク」の構築を進めている。「新しいモバイルのグローバルプラットフォームになる可能性があって、そういう話がかなり進んでいる」と語った。