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ヤフーとLINEの経営統合で最終合意、ソフトバンクが主導権

ヤフー画面
12月23日、ヤフーを傘下に持つZホールディングス(HD)とSNSサービスのLINEは、経営統合に関する最終合意書を締結したと発表した。写真は2009年8月撮影(2019年 ロイター)

[東京 23日 ロイター] – ヤフーを傘下に持つZホールディングス(HD)とソフトバンク、SNSサービスのLINEとその親会社のネイバーは23日、ヤフーとLINEの経営統合に関する最終合意書を締結したと発表した。新たに設立する合弁会社の取締役の過半数はソフトバンク側となり、主導権を握る。

両社は11月18日に経営統合に関する基本合意書を締結しており、具体的な取り組みが動き出す。

最終合意によると、ZHDの親会社であるソフトバンクとLINEの親会社であるネイバーが共同でLINEの非公開化を目的として実施する株式公開買い付け(TOB)の価格を1株あたり5200円から5380円に修正する。TOBの実施は20年5-6月を見込む。

買い付け代金は3720億円となり、ソフトバンクとネイバーが折半出資で設立する合弁会社「LINE」でのソフトバンクの負担は1860億円程度と見込まれる。合弁会社のLINEは、ヤフーとLINEを傘下に置くことになるZホールディングスの親会社となり、ソフトバンクの連結子会社になる。

合弁会社の社長にはソフトバンクの宮内謙社長が、会長にはネイバーの李海珍氏が、それぞれ就く。取締役5人のうち過半数の3人がソフトバンク側となる予定。ソフトバンクは主導権を握ることで、自社グループとのシナジーが出しやすくなる。

ソフトバンクの連結子会社である汐留Zホールディングスが保有するZHDの株式を取得するため、LINEが非公開後にZHD株式に対する公開買い付けを行う買い付け価格は仮に1株348円とし、実施は20年9月を見込む。