イオンと東京電力ホールディングスは6月20日、大規模災害が発生した際に両社が協力して被災者支援に当たることを定めた協定を結んだ。
大きな地震などの災害が発生した場合、イオンは東京電力の災害復旧要員向けに食品や日用品などの物資を供給する。また、復旧拠点の設営用にイオン店舗の駐車場を貸し出す。
一方、東京電力は自治体からの要請に基づいて、イオンが設置した一時避難場所に電力を供給する。
両社は相互支援を円滑に実施するための準備として、平常時に連絡体制の整備や訓練を行う。
イオンと東京電力は、災害時に国の要請に応じて、ライフラインの復旧や支援物資の輸送などの緊急支援を行う指定公共機関に認定されている。