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ヤオコーが転換社債で約150億円調達、新規出店や改装資金などに充てる

ヤオコー
ヤオコーは19年3月期決算で、単体では30期連続の増収増益を達成している

 食品スーパー大手のヤオコー(埼玉県川越市)は6月4日、ユーロ建ての新株予約権付社債(転換社債)を発行し、約150億円を調達すると発表した。新規出店や店舗改装、生産性向上を目的としたシステム開発などに充て、持続的な成長を図る。

 払込日は6月20日(ロンドン時間)で、償還期限は2024年6月20日。転換社債には利息が付かない。

 調達した資金は、新規出店と既存店の改装に約120億円、セミセルフレジや基盤システムの刷新などに約20億円、デリカ・生鮮加工センターの3期工事費用として約10億円を充てる。

 ヤオコーは19年3月期決算で、単体では30期連続の増収増益を達成した。