関西スーパーマーケットは1月6日、株式買取請求を行った株主に対して1株1518円の買取価格を提示すると発表した。同社が2021年12月15日にエイチ・ツー・オーリテイリング傘下のイズミヤおよび阪急オアシスと株式交換方式で経営統合したことに対して、オーケーなど15人の株主が株式買取請求を行っていた。
会社法では、株主総会の決議に反対した株主に株式買取請求権を認めている。経営統合に反対していたオーケーなどは、この規定に基づいて買い取りを請求し、買取価格について関西スーパーと協議していた。
関西スーパー株の6日の終値は1038円で、買取提示価格はこれより5割高い。オーケーは買取価格について関西スーパーと合意した。