本日は、最近テニスをしながら考えた他愛もない話です。
(その1)
先日テニスの練習をしていた時のこと――。
「ここに来て、Iさんに随分差を付けられちゃったなあ。Iさんは、いったいどんな練習をしているの?」と尋ねた。
するとその話を聞いていた仲間の1人が割って入ってきて、「チダさん、何言っているの? Iさんは、ずっと以前から、チダさんより相当うまかったよ。ここに来ての上達なんて失礼な…」と胸にグッサリと突き刺さるようなことを言われた。
Iさんとはテニススクールに入校してからというもの、ずっと切磋琢磨しながら、クラスを上げ、レベルを上げてきたと自認していたので、ちょっとしたショックではあった。
けれども冷静になって考えると、そんな気もする。
人間は、自分のことが一番分からないモノだと改めて考えさせられた次第だ。
(その2)
このところテニスの試合でなかなか勝てなくなってきた。
善戦こそすれ、以前ほど大きな勝利はなく、順当に負けることが多い。
そこで「どうしてなんだろう?」と考えた。
分かったのは、自分の上達にともない、練習相手や試合相手のレベルがその分上がっているということだった。