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「ユニクロ銀座店」 本日開業! ①

 本日3月16日午前10時、ユニクロ(山口県/柳井正社長)は、世界最大の「ユニクロ 銀座店」をオープンする。立地するのは銀座中央通り沿い松坂屋銀座店の正面だ。

 

「ユニクロ銀座店」は、ソーホー ニューヨーク店(2006年11月:米)、311 オックスフォードストリート店(2007年11月:英)、パリ オペラ店(2009年10月:仏)、上海 南京西路店(2010年5月:中)、大阪 心斎橋店(2010年10月)、台北 明曜百貨店(2011年9月:台)、ニューヨーク5番街店(2011年10月:米)、ソウル 明洞中央店(2011年11月:韓)に次ぐ9番目の「グローバル旗艦店」。ユニクロ史上最高水準の「ショーケース」としての機能を果たすことになる。

 

 売場面積約1500坪、1階~12階の12フロアから構成され、売上高100億円をめざす。

 スタッフ総数は520人とこちらも超ド級。うち約100人が外国人スタッフであり、15人のネイティブスピーカーを配置して日本語、英語、中国語、韓国語、フランス語、スペイン語の6カ国語に対応している。

 

 さて、見どころをいくつか紹介すると――。

 

 通称“ウエルカムゲート”の1階は、「ユニクロ銀座店」が今一番すすめる商品が一目で分かるフロア。コンシェルジュカウンターを初めて設置した。コンシェルジュは、12フロアの商品をすべて把握し、要望に応じて迅速に案内するとともに、銀座・有楽町界隈のエリア情報の提供や着こなしの提案をしてくれる。

 

 7階は世界初となる「キッズ&ベビー」の専門フロア。床にはカラフルなカーペットを敷きつめ、ベビールームも完備。保育士や幼稚園教諭などの資格やベビーシッターの経験を持つスタッフが常駐しお客をサポートする。

 

 11階は、ユニクロのグラフィックTシャツ専門店の「UTストア」。企業コラボのTシャツや人気アニメのキャラクターTシャツなどが最高におしゃれなセンスの見せ方で展開されている。

 

 さらに世界的人気ブランド「UNDERCOVER」とのコラボレーションによる「UU」を世界に先駆けて発売したり、4月2日からプロテニスプレイヤー錦織圭選手着用モデルのウエアを販売するなど話題満載の店舗だ。

 

 とくにVMD(ビジュアル・マーチャンダイジング)の斬新性と完成度は同店の特徴と言ってよく、すべての小売業にとってのヒントを呈示してくれるはずだ。