本日は、若い人には無縁の話だ。
最近、飛行機の肘掛についている読書灯のボタンが見づらく、探しづらくなっている。
原因は簡単で、「老眼」の一言に尽きる。
他人の手を煩わせたくないので、案内マニュアルを繰って、何とか自力で問題解決しようと努めている。だが、そもそも自分が乗っている飛行機の型式が分からない。形式ごとにボタンの位置を説明している説明書はまったく機能しないわけだ。
その結果、行きも帰りも、キャビンアテンダント(CA)の方を呼んでしまうことになる。
本当にスミマセン! これはものすごく悪いと反省しています。
けれども、私レベルの「老眼」で見えないということは、世の中には見えないであきらめてしまっている搭乗客が相当多いとも予想できる。
現在、日本の航空業界は、全日本空輸(ANA)にエアバスが導入されたり、小型機のMRJ(三菱リージョナルジェット)が納入されたりと、話題には事欠かない。
きっとずいぶんと乗り心地の良い仕様になっているに違いない。
でも、新機導入に当たっても、客の気持ちよさの部分にももっともっと改良のメスを入れてほしいものだ。