アイリスオーヤマは3月31日、日本政府からの要請に応じて、宮城県角田市の「角田工場」で6月からマスク生産を開始する。生産アイテムは、不織布マスク(プリーツマスク、学童用マスク)で、生産量は、6000万枚/月を計画している。投資額は約10億円。
同社は、これまで中国の大連工場と蘇州工場の2拠点において、8000万枚/月を生産してきた。今回の日本国内の生産設備導入により、日本国内へ1億4000万枚/月を供給できる体制となる。
なお、アイリスオーヤマは、新型コロナウイルス感染症対策として、これまで、政府、自治体、赤十字、他関係団体に、延べで約200万枚のマスクを寄付している(3月31日現在)。