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中国の百度、トヨタや吉利と提携

バイドゥのAI開発者会議
7月4日、中国のインターネット検索最大手、百度(バイドゥ)は、人工知能(AI)分野で、浙江吉利控股集団やトヨタ自動車と提携した。写真はバイドゥのAI開発者会議で3日撮影(2019年 ロイター/Jason Lee)

[北京 4日 ロイター] – 中国のインターネット検索最大手、百度(バイドゥ)は、人工知能(AI)分野で、浙江吉利控股集団やトヨタ自動車と提携した。

百度の自動運転プラットフォーム「アポロ」に吉利とトヨタが参加する。

百度の幹部によると、同社は自動運転バス向けのソフトウェア「アポロ・ミニバス」を将来、トヨタの自動運転車「イーパレット」に提供する。自動運転技術をさらに活用するため、トヨタと協力していく方針という。

百度は吉利とも、インテリジェント・コネクティビティー、スマート・モビリティーなどAIの応用で協力する。百度のロビン・リー最高経営責任者(CEO)と吉利の李書福会長が明らかにした。

中国は自動運転技術を推進しており、世界の大手企業に対抗できる国産メーカーの育成に力を入れている。北京や上海などは自動運転車の走行試験のガイドラインを発表している。

百度は一部の都市で自動運転車の試験を行う認可をすでに取得している。

*4日配信の記事で見出しと1段落目の自動運転に言及した部分を削除しました。