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【米スターバックス】ハワード・シュルツ会長が退任、名誉会長に

 コーヒーチェーン大手の米スターバックスは6月4日、ハワード・シュルツ氏(64歳)が26日付けで会長を退任し、名誉会長になると発表した。

 シュルツ氏は1981年、スターバックスに店舗運営とマーケティングを担当するディレクターとして入社、その後、同社を投資家から買い取った。40年近く会長兼CEO(最高経営責任者)として同社を率いたシュルツ氏は、わずか11店舗だったスターバックスを世界77ヵ国に2万8000店舗超を展開する一大チェーンに育て上げた。

 2017年4月にはCEO職をケビン・ジョンソン氏に譲り、会長となっていたが、今回は経営から完全に退く。

 後任の会長には、元JCペニー会長で2003年からスターバックの社外取締役を務めるマイロン・ウルマン氏が就任する。