7月12日にサンデー(青森県)が発表した2025年2月期第1四半期決算(非連結2024年3月1日~5月31日)は、売上高が前年同期比1.2%減の124億6,100万円、営業利益が79.7%減の6,600万円、経常利益が78.1%減の7,800万円と、大幅な減益となった。
前期に続き第1四半期は、「Save Money Good Life(節約による豊かな暮らし)」をスローガンに掲げ、地域に住む顧客の豊かな暮らしのため、より良い商品とサービスの提供に努めた。
注力しているペット専門店「Zoomore(ズーモア)」の好調によるペット用品、節約意識の高まりに対応してお買得価格で提案した家庭用品や日用消耗品の売上高は前年をクリアして伸長。一方、春先の気温が前年を大きく下回る日が続いたことや、物価上昇による消費マインドの低下による客数減が影響し、DIYやガーデニング関連商品、家具・インテリア関連は低調に推移した。なお、既存店活性化を目的にホームセンター3店舗で改装を実施。専門性の高い核売場を導入した。
第1四半期は、売上高の1.2%減に加え、売上原価が0.2%増となったことで、売上総利益は前年同期比で1億7,300万円減少。また、販管費が8,800万円増加したことから、営業利益は2億6,100万円減少した。
なお、2025年2月期の業績予想については、売上高で2.4%増の485億円、営業利益で5.4%増の4億円、経常利益で2.9%増の4億7,000万円とし、増収増益を見込んだ。