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百貨店売上高、9.9%増=免税が過去最高―3月

伊勢丹新宿店外観

 日本百貨店協会が25日発表した3月の全国百貨店売上高は、総額5109億円だった。既存店ベースで前年同月比9.9%増と25カ月連続のプラス。花見シーズンが到来する中、円安の進行が追い風となり、インバウンド(訪日客)の消費が大きく拡大。物産展などの催事も盛況で、売り上げ増に寄与した。

 入店客数は5.0%増。訪日客による免税売上高は2.5倍の495億円と増加し、2014年10月の調査開始以降、最高となった。 

 商品別では、海外ブランドなどの高額品や化粧品の売り上げが好調で、2割超の伸び。ホワイトデー効果で菓子も売れた。