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〔決算〕サイゼリヤ、2月中間は増収増益=「組み合わせ」好調

サイゼリヤ

 サイゼリヤ=2024年2月中間決算は増収増益で、売上高は同期として過去最高となった。コロナ禍の影響緩和で客数が増加。単品の値上げを見送ってきた中で、複数メニューを組み合わせて注文する客が増え、客単価も向上した。海外事業も好調だった。 

 松谷秀治社長は記者会見で、「組み合わせで食事を楽しんでもらうメニュー構成が徐々に浸透している」と強調した。今後は、従業員確保などが進んだ店舗で深夜営業の再開を進める方針を示した。セルフレジの導入による店舗運営の省力化や採用拡大にも取り組む。

 24年8月期連結業績予想に変更はない。