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〔決算〕吉野家HD、25年2月期は増収減益予想=300超の出店計画

「吉野家」の看板
〔写真説明〕「吉野家」の看板(時事通信社)

 吉野家ホールディングス=2025年2月期連結業績は増収減益を予想。牛肉価格の高騰に加えて政府による電気・ガス代補助がなくなる見込みで、営業利益や純利益が減る。また今期は国内外で300店超の出店を計画しており、売上高の増加につながる一方、経費が一時的に利益を圧迫するという。 

 河村泰貴社長は記者会見で、今期の出店戦略について、国内の「吉野家」事業ではテークアウト型店舗を80店規模で新規出店すると説明。女性客や新規客の獲得につながり、「1店当たりの投資も低い。これまで立地できなかったところにも出店できる」という。うどんやラーメンの店舗、海外店舗網の拡充にも取り組む。

 24年2月期連結決算は増収、営業増益だったが、コロナ禍に伴う助成金がなくなった影響で経常利益や純利益は減った。