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百貨店売上高7.1%増=インバウンド好調続く―1月

伊勢丹新宿店外観

 日本百貨店協会が22日発表した1月の全国百貨店売上高は、総額4593億円だった。既存店ベースで前年同月比7.1%増と23カ月連続のプラス。インバウンド(訪日客)消費がけん引し、海外ブランド品など高額品が引き続き売れた。

 訪日客による免税売上高は約2倍の399億円と、1月として過去最高だった。

 商品別では高額品のほか、化粧品や菓子が好調。初売り商戦は一部で能登半島地震の影響が見られたが、全体的には堅調だった。

 一方、日本チェーンストア協会が同日発表した全国スーパー売上高は、総額1兆1375億円。既存店ベースで1.9%増と、11カ月連続で増加した。買い控え傾向は続いているが、商品の値上がりで販売額が押し上げられた。