【ニューヨーク時事】米小売り大手のウォルマートが17日発表した2023年5~7月期決算は増収増益となった。売上高が前年同期比5.7%増えており、食料品が堅調な売れ行きを示した。
米国の既存店売上高(燃料除く)は6.4%増(前年同期は6.5%増)。マクミロン最高経営責任者(CEO)は「雑貨の売上高も、四半期当初の予想と比較すれば勇気づけられる結果だ」と強調した。
1月通期見通しについては、調整後1株当たり利益を6.36~6.46ドル(従来予想は6.10~6.20ドル)に引き上げたほか、売上高伸び率も4~4.5%程度(同約3.5%)に上方修正した。
◇ウォルマート(WMT)
決算の概要 23年5~7月期 前年同期
売上高 161,632 152,859
純利益 7,891 5,149 1
株利益 1.84 1.77
(注)売上高と純利益の単位は100万ドル、1株利益は調整後、ドル。