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6月消費支出、4.2%減=4カ月連続マイナス―総務省

総務省
〔写真説明〕総務省=東京都千代田区(時事通信社)

 総務省が8日発表した6月の2人以上世帯の家計調査によると、1世帯当たりの消費支出は27万5545円と、物価変動の影響を除いた実質で前年同月比4.2%減少した。マイナスは4カ月連続。新型コロナウイルス感染拡大時の「巣ごもり需要」の反動などで、家電製品や通信の支出が減少した。

  消費支出を構成する10項目のうち8項目で前年同月を下回った。新型コロナの感染症法上の位置付けが「5類」へ移行して外出機会が増え、エアコンなど家電製品を含めた家具・家事用品が17.6%減少。格安プランの普及によって通信が10.6%減、受験の早期化やオンライン化が進む教育が9.6%減だった。