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伊藤忠、米国でEV充電設備事業=スタートアップへ出資

伊藤忠商事のロゴマーク
〔写真説明〕伊藤忠商事のロゴマーク(時事通信社)

 伊藤忠商事は1日、電気自動車(EV)の急速充電器の製造・販売を手掛ける米国のスタートアップと資本・業務提携したと発表した。米国でEV充電設備事業を拡大するのが狙い。

 提携したのは、2020年設立の「Veloce Energy(ヴェローチェエナジー)」(米コロラド州)。伊藤忠は、数億円規模を出資し、ヴェ社の製品と技術を活用した充電システムの提供を米国で事業化する。同社の充電設備は小型で、設置工事の期間を大幅に短縮できるという。

 伊藤忠は、米リース会社と提携し、トラックなどの商用車と急速充電インフラをセットで販売する考え。米国で26年までに100カ所への設置を目指す。日本では25年ごろに事業化したい考えだ。