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コンビニ売上高、11月は7.4%増の高い伸び 行楽需要でおにぎり・弁当など好調

日本フランチャイズチェーン協会が発表した主要コンビニエンスストア7社の11月の売上高は、既存店ベースで前年同月比7.4%増の高い伸びとなった。(i-stock/Vorawich-Boonseng)

 日本フランチャイズチェーン協会が発表した主要コンビニエンスストア7社の11月の売上高は、既存店ベースで前年同月比7.4%増の高い伸びとなった。政府が旅行代金の一部を補助する全国旅行支援で前月に続いて行楽需要が高まり、おにぎり、弁当、揚げ物、飲料などが好調に推移した。

 6.9%増だった前月の伸び率をさらに上回り、9カ月連続でのプラスとなった。客数は1.1%増で7カ月連続のプラス、客単価は6.2%増で2カ月連続のプラスだった。

 商品部門別では、弁当などの日配食品が5.6%増、カップ麺や冷凍食品などの加工食品が6.7%増、たばこや日用品などの非食品が5.8%増、チケットなどのサービスが29.3%増だった。

 大手3社の既存店売上高は、セブン-イレブン・ジャパンが6.2%増で9カ月連続のプラス。「ファミマのブラックフライデー」キャンペーンで「ファミチキ」など揚げ物の販売が好調だったファミリーマートは、7.1%増で15カ月連続のプラス。ローソン(単体)は客数が微減だったものの客単価が伸びて既存店売上高は4.9%増となり、9カ月連続のプラスだった。