靴小売り大手エービーシー・マートの通販サイトに使われていたシステムが不正アクセスを受けて改ざんされ、顧客のクレジットカード情報2298件が漏えいした恐れのあることが27日、分かった。同様の被害は同じシステムを使うユーキャン(東京)や富士フイルムイメージングシステムズ(同)にも及んでいる。
不正アクセスを受けたのは、IT企業ショーケースが提供する入力フォームのプログラム。エービーシーでは、7月24~26日にサイトで入力された顧客のカード番号やセキュリティーコードなどが外部に送信された疑いがある。