セブン-イレブン・ジャパンは自動販売機でコンビニエンスストアの食品を販売する自販機コンビニ事業に進出する。9月19日にテスト設置を開始、2018年2月期中に学校やオフィス、工場、物流センターなどの閉鎖商圏で100台の設置を目指す。
自販機コンビニ事業ではファミリーマートが先行、関東・関西・中部・福岡でこれまで2000台以上を設置している。また、専用什器で菓子や加工食品などをセルフ販売する「オフィスファミマ」事業も展開、ローソンも同様に「プチローソン」の設置を今年7月から始めており、閉鎖商圏を巡る大手コンビニの競争が激化しそうだ。
「セブン自販機」では4つの温度帯で商品を管理、おにぎりやサンドイッチ、パンなどのオリジナル商品を中心に最大75品目を販売する。商品の運搬・補充などの運営・管理は近隣のセブンイレブン加盟店が行い、自販機の売り上げはその店舗に計上する。