ファーストリテイリング傘下のカジュアル衣料専門店ジーユーは、９月15日に新規出店する自社最大店舗「ジーユー横浜港北ノースポート・モール店」（横浜市）にRFID（無線自動認識）技術を活用したサービスや在庫管理システムなどを導入する。
買い物カートにRFIDセンサーとモニターを搭載、RFIDタグが付いた商品をセンサーにかざすと商品情報や店舗とオンラインストアのサイズ・色別の在庫状況などを確認できる。モニターには商品を着用したモデルや一般人のコーディネートや購入した客の商品レビューなども表示可能。
店内の鏡にもRFIDセンサーを設置、ショッピングカートに搭載したモニターと同じように商品情報やコーディネート、商品レビューを表示できる。
また、RFIDを活用した在庫管理システムで売り場の欠品を防止するほか、店員が在庫確認のために客を待たせる時間を短縮する。同店では、会計にかかる時間を減らすためにセルフレジも10台導入する。
横浜港北ノースポート・モール店はジーユーの標準的な店舗の約４倍となる約2700平方メートルの売り場面積を持つ。