ローソンは自動釣り銭機と組み合わせた新型POSレジを11月から全国のローソン約１万3000店舗に順次導入する。
POSレジ本体は操作ボタンをなくし、コンビニエンスストア業界では初めてすべてタッチパネル式とした。現行のレジに比べて横幅を約３割短くし、カウンター上部のスペースを有効利用できるようにした。各種操作を簡略化するとともに、操作を案内するナビゲーション機能を強化。自動釣り銭機も備えることで、新人や外国人のパート・アルバイトでもスピーディに操作できる。2018年６月以降は、英語、中国語など多言語化への対応も図る。
また、店内での業務補助用のタブレット端末も導入する。商品陳列や清掃などの業務マニュアルを写真付きで表示。店内調理の揚げ物の調理時間や数量を販売データに基づいて推奨する。実験で先行導入した店舗では、揚げ物類の売り上げが約１?２割増加した例もあるという。