ローソンは10月25日から、「まちかど厨房」を設置した約9000店舗で、店内で調理した総菜の販売を始める。コロナ禍で中食ニーズが高まるなか、厨房設備を生かして手早く調理した総菜を提供する。
発売するのは、フライヤーで揚げた後にカットした「チーズ大葉チキンカツ」(税込397円)と「三元豚の厚切りロースカツ」(430円)、タルタルソースを合わせた「桜島どりタルタルソース」(397円)、食材を混ぜ合わせた「肉野菜(にんにく醤油)」(365円)、「豚と野菜のオイスターソース」(430円)の5品。
女性の社会進出やコロナ禍で中食ニーズは一段と高まっており、2021年の総菜市場は10兆円を超え、10年前と比較して約2割拡大している(日本惣菜協会「2022年版 惣菜白書」より)。
ローソンでも、弁当・おにぎりや調理パンなどの「まちかど厨房」カテゴリーの直近1年間(21年10月〜22年9月)の売上は、前年同期比で約3割増加したという。