日本政府観光局は、２月の訪日外国人客数が前年同月比7.6％増の203万5800人だったと発表した。
昨年は２月だった中華圏の旧正月休暇が今年は１月末に始まったことに加え、うるう年だった昨年に比べて日数が１日少なかったため伸び率が１桁に留まったが、２月としては過去最高を更新した。航空路線の新規就航や増便、クルーズ船寄港数の増加などが寄与した。
国・地域別では韓国が22.2％増の60万人で、中国の50万9100人（2.0％増）を上回りトップとなった。タイ（７万5100人、22.5％増）やフィリピン（２万5800人、39.4％増）、ベトナム（２万2000人、25.0％増）、インドネシア（１万7900人、49.6％増）など東南アジア諸国からの訪日客増加が目立った。