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【全国スーパー】16年の既存店は0.4%減収、2年ぶりマイナス

 日本チェーンストア協会が発表した加盟57社の2016年の売上高は約13兆426億円で、全店ベースでは前年比1.0%減、既存店ベースでは0.4%の減少だった。前年は1996年以来、19年ぶりに既存店売上高がプラス(0.7%増)となったが、衣料品、住居関連で季節商品が苦戦したことなどもあり、再びマイナスに転じた。

 

 商品部門別の既存店売上高は、食料品が1.1%のプラス、衣料品は5.2%のマイナス、住関品は2.0%のマイナスだった。

 

 同時に発表した16年12月の売上高は約1兆2721億円で、既存店ベースでは2.0%減だった。天候要因もあって衣料品(10.4%減)と住関品(5.5%減)が大きく落ち込んだ。食料品は農産品が7.6%伸びたが、全体では0.3%の微増だった。