イオンは10月26日、イオングループアセアン本社の鷲澤忍社長（60歳）がイオンマレーシアの社長を兼務する人事を発表した。マレーシアでは昨年４月に物品・サービス税が導入されたこともあって、イオンマレーシアの業績は低迷しており、アセアン本社トップの鷲澤氏が社長を兼務して、立て直しの指揮を執る。
鷲澤氏は1980年にジャスコ（現イオン）に入社、ジャスコストアーズ香港（現イオンストアーズ香港）取締役商品本部長、カンボジア現地法人の社長を務めるなど海外経験が豊富で、2015年３月からアセアン本社の社長を務めている。