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【ヒマラヤ】 13店舗閉鎖で特損、7億円余りの最終赤字に

  スポーツ用品専門店のヒマラヤ(岐阜市)は8月17日、2017年8月期に不採算店13店舗を閉鎖すると発表した。同社はグループで155店舗(7月末現在)を展開しており、全体の1割弱に当たる。

 

  記録的な暖冬で販売不振が続いたほか、春以降は消費者の価格志向が強まったこともあり客数の減少傾向が続いている。

 

  店舗閉鎖に備えて16年8月期に約4億円の損失引当金を積むほか、熊本地震の災害による損失、子会社の株式評価損など合わせて18億円余りの特別損失を計上する。

 

  その結果、16年8月期の連結最終損益は7億5800万円の赤字(前期は12億4200万円の黒字)となる見通しだ。従来予想は7億1000万円の黒字だった。

 

  売上高は714億円、営業利益は6億5200万円を見込んでおり、従来予想をそれぞれ21億円、9億800万円下回る。