九州旅客鉄道（JR九州）グループのJR九州ファーム（佐賀県鳥栖市）は５月16日、専用のウェブサイト「八百屋の九ちゃんネット」を開設し、直営農場で生産した農産物などのインターネット販売を始めた。
販売するのはタマゴ、ミニトマトやピーマンなど季節ごとの農産物のほか、オリジナルのみかんジュースやアイスクリームなど。順次、取り扱い商品を増やしていく。
JR九州では2010年に農業に参入したが、グループ内の農業事業を集約して14年７月にJR九州ファームを発足させた。九州各県の直営農場で農産物を生産するほか、直営店「八百屋の九ちゃん」をJR博多駅（福岡市）などに出店、自社で販売も行っている。