ローソンが発表した2016年2月期の連結業績は、営業利益が前期比2.9%増の725億円となり、過去最高益を更新した。減損損失が増えたことなどが響き、純利益は4.0%減313億円と2期連続での減益だった。
ローソン単体では営業利益は6.1%の減益だったが、14年に買収した成城石井が約3.8倍の50億円、ユナイテッド・シネマが約15倍の23億円の営業利益を上げて連結業績に寄与した。
ローソン単体でのチェーン全店売上高は1.4%増の1兆9602億円、既存店売上高は1.4%増だった。平均日販は全店ベースで前期より0.7万円多い54.0万円だった。
17年2月期は、加盟店からの営業総収入(ロイヤルティ収入+直営店売上げ)が11.1%増6480億円、営業利益は4.8%増の760億円を見込む。