ウエルシアホールディングス傘下のウエルシア薬局は8月15日、在庫型物流センター「ウエルシア西関東RDC」(神奈川県綾瀬市)を新設する。物流企業のセンコー(大阪市)が運営する「綾瀬ロジスティクスセンター」に開設する。
延床面積は5万3800㎡。東名高速道路に新設された綾瀬スマートインターチェンジに隣接しており、東京都や神奈川県だけでなく、山梨県、長野県も配送エリアとしてカバーする。
敷地内には危険物倉庫を併設し、除菌アルコールなどの衛生用品の保管にも対応する。作業効率化を図るために大型設備を導入する。従来は人がフォークリフトで行っていた出荷作業は、夜間については自動倉庫とロボットアームが行う。
既存の西関東エリアの物流センターを西関東RDCに集約することで、配送トラックの台数を減らし、二酸化炭素排出量の削減につなげる。太陽光パネルを設置するなど、再生可能エネルギーの活用も進める。
センコーの綾瀬ロジスティクスセンターは、三井不動産とIHIが共同開発した物流施設「三井不動産ロジスティクスパーク東名綾瀬」に入居する。