免税店大手のラオックスは６月６日、東京都新宿区に旗艦店舗「ラオックス新宿本店」（契約面積2100平方メートル）をオープンする。
今期（2015年12月期）に入ってから８店舗目の出店で、同店のオープンにより店舗数は23店舗となる。
「新宿三丁目共同ビル」の５～８階に出店、時計・宝飾品、化粧品・日用品、健康食品・菓子、家電品などを販売する。「秋葉原本店」に続いて、イスラム教徒向けの礼拝スペースを設けるほか、豚肉やアルコール系食材などを使用していないハラール食品も販売する。
訪日外国人旅行者の増加を背景に同社の14年12月期の営業利益は17億円と14年ぶりの黒字化を果たした。今期からスタートした中期経営計画では、国内で旗艦店・大型店を今後３年で11店舗（増床を含む）出店する予定。中国事業などを含めて17年12月期には売上高を1500億円と15年12月期に比べて800億円増やす計画だ。