イトーヨーカ堂は11月22日に開業する自社開発の大型ショッピングセンター(SC)「グランツリー武蔵小杉」(川崎市)で、衣料品のプライベートブランド(PB)をショップ形式で展開する。
同SCは地上1~4階まで約160店舗のテナントが出店するが、核店舗となる「イトーヨーカドー」は従来型の総合スーパーとは異なり、1階と3階、4階に別々に売り場を展開。1階は食品の「グランツリーマルシェ」、3階は生活雑貨の「ホーム&ワークス」、4階はファミリー向け衣料品PB「グッデイ」の大型ショップ「グッデイパーク」として、それぞれが異なる大型専門店のように展開する。また、3階のテナントゾーンには婦人服PB「ギャローリア」、紳士服PBの「ケント」と「ビジネスエキスパート」をそれぞれショップ形式で出店する。
食品売り場のグランツリーマルシェも対面型の売り場を各所に設置して、専門店のようなイメージを出す。
同SCの売り場面積は約3万7000平方メートル。そごう・西武の「西武・そごう 武蔵小杉ショップ」やドラッグストアの「セブン美のガーデン」、「タワーレコード」、「フランフラン」、「ロフト」、「アカチャンホンポ」などセブン&アイグループの店舗が集結するほか、「トゥモローランド」や「ビームス」など都市型のファッション専門店なども数多く出る。