日用品卸大手のPaltac(大阪市)は10月から「シルバー人材雇用制度」をスタート、定年を70歳まで延長する。
定年後再雇用の社員の定年は65歳となっていたが、これを70歳まで延長。パートタイマーも70歳まで働けるようにする。景気の回復や労働人口の減少もあって卸・小売業や飲食業では人手不足が顕在化しており、定年を延長することで経験豊富な人材を確保する。
Paltacは医薬品卸最大手のメディパルホールディングスの子会社で、2015年3月期は売上高8400億円(前期比1.0%増)、営業利益104億円(1.8%増)を見込んでいる。