住友商事子会社の住商ネットスーパーは「サミットネットスーパー」のブランド名で展開しているネットスーパー事業から撤退、10月末でサービスを終了する。
日本のネットスーパーは注文を受けた商品を店頭在庫からピッキングして店舗周辺の注文者宅まで配送する方式がほとんどだが、住商ネットスーパーでは専用の物流センターから直接出荷する方式を採っている。店舗の立地とは関係なく、広範囲に配送できるメリットがあるが、物流センターへの先行投資などがかさみ利益を上げられなかったようだ。
住商子会社の食品スーパー、「サミット」のブランド名を使っているが、サミットの店舗とはまったく別で運営されているため、ネットスーパー事業撤退に伴う店舗への影響はない。