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東急ストア、既存店3.8%増収と好調で、営業利益は2.3倍の11億円に

 東京急行電鉄が発表した2015年3月期決算によると、食品スーパー子会社である東急ストアの売上高は既存店ベースで3.8%増と好調で、営業利益は前期比約2.3倍の11億円となった。売上高に当たる営業収益は1.5%増の2098億円だった。

 東急ストアの16年3月期の業績については、既存店売上高は0.7%の増収を見込むものの、店舗閉鎖の影響で営業収益は4.7%減の1999億円と2000億円を割る見通し。営業利益も11.2%減の10億円を見込む。

 なお、東急ストアや東急百貨店などを含む東急電鉄の生活サービス事業の14年3月期の営業収益は0.5%減の5248億円だった。東急百貨店東横店が建て替えに伴って一部閉館している影響もあって減収となったが、グループ全体の売上高のほぼ半分を占める。