全国の病院内に出店しているコンビニエンスストアの店舗数は2013年12月末現在で342店舗であることがわかった。主要コンビニエンスストア8社を対象として、矢野経済研究所が調べた。
病院で働く従業員や入院患者、外来患者などの利便性や快適性に配慮する観点から、大規模病院を中心にコンビニエンスストアを出店させる例が増えており、5年前の08年に比べて2.5倍に急増している。
ただ、大規模病院での出店は飽和状態に近づいており、今後は中小規模病院などでの展開を視野に入れた出店計画が重要になりそうだ。
なお、同じ調査で病院内に出店するコーヒーチェーンの数は13年末で170店舗と過去5年間で2.6倍に増えた。