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【ファミリーマート】正社員の月例賃金を約3%引き上げ、ベアや定昇で

 ファミリーマートは3月11日、2014年度の正社員の月例賃金を平均約3%、金額にして約1万円引き上げることを決めたと発表した。

 労働組合の要求に対する満額回答で、管理職を含む全正社員を対象に賃金を引き上げる。同社は2013年度に過去最高となる約1500店舗の出店を実施、業績も過去最高を更新する見通しだが、賃金アップで社員のモチベーションアップを図り、さらなる業績拡大につなげる。

 賃金引き上げの内訳は、定期昇給が1.4%、ベースアップが1.5%(5000円)、その他の手当などが0.1%となっている。

 ファミリーマートがベースアップを行うのは12年度以来、2年ぶり。コンビニエンスストア大手ではローソンが10日、12年ぶりのベースアップ実施を公表した。