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バローが2013年4~9月期の連結業績を発表、SM事業の既存店5.4%の減収で営業益2割減

 バロー(岐阜県)が発表した2013年4~9月期の連結業績は、主力のスーパーマーケット(SM)事業の既存店売上高が前年同期比5.4%減と不振だったことが響いて営業利益は20.8%減の65億円となった。

 SM事業では6店舗を新設(2店舗を閉鎖)した効果で全店ベースでは増収を確保したものの、既存店の不振を補えなかった。

 ドラッグストア事業は既存店売上高が6.4%増と好調で、営業利益は34.1%増の9億円となった。

 同社は7月に「静岡物流センター」(静岡県島田市)、8月に「可児チルド物流センター」(岐阜県可児市)、9月に「大垣畜産プロセスセンター」(岐阜県大垣市)と「青果プロセスセンター」(岐阜県可児市)を開設するなど、物流拠点と生鮮加工センターの整備を急ピッチで進めており、業務効率の向上が見込めることもあって14年3月期通期の業績については従来予想を据え置いた。売上高に当たる営業収益は前期比6.7%増の4600億円、営業利益は9.8%増の174億円となる見通しだ。