ドラッグストア大手のツルハホールディングス(札幌市)は6月4日、和歌山県の同業、ウエダ薬局(海南市)の全株式を取得し、完全子会社化すると発表した。
ウエダ薬局は和歌山県と大阪府でドラッグストア14店舗(うち調剤薬局4店舗)を運営している。2009年6月にツルハとフランチャイズ契約を結び、ツルハが商品供給や経営指導などを行っていたが、ツルハは子会社化することで関西圏での出店を強化していく。
ツルハが関西圏に直接進出するのは初めて。西日本ではウェルネス湖北(島根県)に次ぐ買収となる。
ウエダ薬局の2013年3月期の売上高は17億円。ツルハは8月16日付で全株式を取得する。