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【モスフード】 熊本でトマトの生産を開始、2社目の農業法人設立

 「モスバーガー」を展開するモスフードサービスは6月から、共同出資の農業生産法人を通じて熊本県でトマトの作付けを始め、専用農場を本格的に稼働させた。八代市と山都町にある2つの農場、総作付面積約1ヘクタールでトマトを生産、年間約150トンの収穫を見込む。このうち約38トンをモスバーガーで使用する。

 

 モスフードサービスは4月3日、地元農業生産法人や農家との共同出資で農業生産法人「モスファーム熊本」(八代市)を設立した。資本金4020万円のうちモスフードは49.75%(議決権ベースで24.9%)を出資、役員1人を派遣した。

 

 モスフードが農業生産法人を設立したのは、2006年のサングレイス(静岡県菊川市)に次いで2社目。同社では全国約3000軒の協力農家が農薬や化学肥料を極力使わないで生産した野菜をモスバーガーで使用している。