高島屋は12月14日、商業ディベロッパー子会社の東神開発を通じてベトナムの複合商業施設「サイゴンセンター1期事業」に22.7%を出資すると発表した。
サイゴンセンターはアジア有数の不動産会社、ケッペルランド社がホーチミン市中心部で進める大規模プロジェクトで、1期事業による地上25階建てのビルは1996年に開業。オフィスと商業施設などの複合ビルで、商業施設面積は5500平方メートルとなっている。
隣接地で行われる2期事業では地上41階建てのビルを建設し、低層階の5万平方メートルの商業施設部分に高島屋が百貨店(店舗面積1万5000平方メートル)を出店する予定。東神開発はこの第2期事業にも出資することをすでに決めており、15年の開業後は1期、2期の商業ゾーンをケッペルランド子会社と共同で運営する。