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【西友】直輸入商品拡充でEDLPを強化、5年で倍増目指す

 西友はウォルマートグループの調達網を活用して直輸入商品を拡充、EDLP(毎日低価格)路線の強化を図る。

 加工食品や青果を輸入する際の発注窓口はウォルマート傘下の英国大手スーパー、アズダの輸出専門子会社「IPL」に一本化する。これまでは約30社の取引先と西友が個別に交渉し、商品を発注していた。

 窓口をIPLに一本化することで仕入・発注作業が簡素化されると共に、スケールメリット拡大による仕入コストの削減を期待できる。

 来年1月からはIPL経由で仕入れた「グレードバリュー バルサミコ酢」(250ミリリットル、198円)や「アズダ テイクアブレークミルクチョコレート」(172グラム入り、198円)などを第1弾として発売する。

 また、生鮮食品については外部の商社を介さず、ウォルマートからの直接輸入に切り替える。従来は外部の商社を介していたが、すでに米国産牛肉について直輸入を試行、来春からはウォルマートから直接仕入れた商品が店頭に並ぶ。

 同社は今後5年で直輸入商品の売上高を倍増させる計画だ。