ローソンは専用農場「ローソンファーム」を大分・広島の両県で開設、近くローソン店舗への出荷を始める。専用農場の数はこれで全国6ヵ所となったが、2012年2月期中に新たに10ヵ所程度を新設し、13年2月期末までには店舗で販売する野菜の1割を自社専用農場から出荷することを目指す。
専用農場の運営会社として「ローソンファーム大分豊後大野」(大分県豊後大野市)と「同 広島神石高原町」(広島県神石高原町)を設立、ローソンがそれぞれ15%を出資した。農地面積は両農場とも約2ヘクタール。
大分の農場はキャベツ、長ナスなど初年度約130トンを生産する計画で、九州地区の「ローソン」と「ローソンストア100」の約480店舗で6月20日から同農場で生産した野菜の販売を始める。
広島の農場では有機野菜を初年度30~50トン生産する計画。中四国・近畿地方のローソン店舗に7月下旬以降に出荷を始める予定だ。