ローソンは5月22日、全国のローソン店舗9464店(4月末現在、「ローソンストア100」を除く)で冷蔵温度帯で管理することで鮮度を保つ「チルド寿司」を発売した。
同社では1997~2003年にかけてチルド寿司を販売していたが、今回は原材料や製法を見直して、再販売することにした。例えば、マグロでは原料の調達から加工までを一元管理し、超低温度帯での専用物流網を構築、ベンダー工場にも超低温冷蔵庫を配備した。マグロを1本丸ごと購入することで原料コストも削減した。
価格はマグロやイカ、サーモンなどが入った「お好みにぎり 6カン」が398円(税込)、お好みにぎりにねぎとろ軍艦、いくら軍艦などをプラスした「にぎり盛り合わせ 10カン」が595円(税込)など。
同社が共通ポイントカード「Pontaカード」の会員データを分析したところ、にぎり寿司は中高年層から人気が高く、特に50代以上の男性が多く購入しているという。このため、今回の新商品は中高年の来店増につながることが期待される。