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オークワ、3~11月期の営業利益は12.7%増、増益ペース減速

 オークワ(和歌山市)が発表した2011年3~11月期の連結業績は、売上高に当たる営業収益が前年同期比3.9%増の2219億円、営業利益が12.7%増の42億円と増収増益だった。

 ただ、3~8月の上半期では営業利益は27.1%伸びており、第3四半期に入って利益の伸びは減速した。

 店舗については、10月にスーパーセンター業態の「橋本店」(和歌山県橋本市)と「海南店」(同海南市)をオープンするなど第3四半期までで6店舗を新設した。低価格が武器のスーパーセンター業態とこだわりの品揃えで差別化を図るメッサ業態が好調で、3~11月の既存店売上高は0.1%増とわずかながら前年実績をクリアした。

 12年2月期の業績については従来予想通り、営業収益2985億円(2.9%増)、営業利益70億円(7.8%増)を見込む。