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【米ウォルマート】本部従業員300人削減、法務、財務など間接部門で

 米ウォルマート・ストアーズはアーカンソー州ベントンビルにある本部の従業員300人を削減する。同社CEO(最高経営責任者)のマイク・デューク氏が従業員に送ったメモで明らかになった。削減対象となるのは主に法務、財務、人事、情報システムなどの間接部門となる。ウォルマートの本部では現在、約1万2000人の従業員が働いている。

 

 同社は、1月下旬にサムズ・クラブ部門で店頭業務のアウトソーシング(外部委託)によって従業員1万1200人を削減するリストラ策を発表したばかり。長引く消費不況のなかでも堅調な業績を維持しているウォルマートだが、コスト削減によって収益体質を一層強化して2月から始まった新年度を乗り切る方針だ。