カジュアル衣料専門店大手の米ギャップは6月23日、中国進出第1陣となる4店舗の概要を明らかにした。出店時期は今年9月以降で、上海では繁華街の南京西路と淮海中路に路面店形式で1店舗ずつ出店する。店舗面積は前者が837平方メートル、後者が1140平方メートル。一方、北京では1165平方メートルの路面店と大型商業施設のテナントとして1800平方メートルの店舗を計画している。
また、店舗オープンと同時期に商品のインターネット通販も始める。ネット通販については電子商取引専門の地元企業と提携して事業を進める。
ギャップは英国、フランス、日本など海外5ヵ国に進出しているが、今年中に中国とイタリアで新たに店舗展開を始める計画を明らかにしていた。このほか、同社はフランチャイズ方式でオーストラリアに進出することも明らかにしており、海外での出店を加速させようとしている。