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【マルエツ】11年2月期は2年連続の営業減益見込む

 食品スーパー大手のマルエツは2011年2月期連結業績で2年連続の営業減益を見込む。売上高に営業収入を加えた営業収益は前期比1.8%減の3310億円、営業利益は17.3%減の65億円を予想する。繰越欠損金解消に伴う法人税の増加や不動産の転貸差損等の計上を予定していることから、純利益は67.0%減の23億円になりそうだ。

 同社が発表した10年2月期連結決算は、小型店「マルエツ プチ」4店舗を含む計8店舗を新規出店(4店舗を閉鎖)したものの、単体の既存店ベースで3.3%の減収となったことが響いて売上高は1.5%減の3307億円となった。売上総利益率は0.4ポイント改善して28.3%に伸びたものの、販売管理費の増加と営業収入の減少もあり、営業利益は5.4%減の78億円にとどまった。税負担の軽減から純利益は12.3%増の69億円となった。